さとう玉緒さんが面白いのでもう少し書きます。 玉緒さんは今井美樹のプライドという歌がわからないと書きます。一人の男を愛しぬいて家庭を守るという女性のプライドに共感するところがありません。共感できるプライドの例として、映画タイタニックで船が沈む間もバイオリンを引き続けた人の事を挙げます。これって仕事のプロフェッショナルのプライドですよね。玉緒さんは中身は男なのです。 家庭を守るといういわば母親として部分が欠落した玉緒さんは、女らしさについても独特の意見を言います。しずかちゃんみたいな女の子は絶滅しているのに男は女に幻想を持ちすぎだと彼女はいいます。しかし現実の恋愛は本能に引き継がれて家庭生活に突入するので、先に言う今井美樹のプライドのようなものが本能から湧き上がってこないと維持はできません。しかし玉緒さんはそういう恋愛はつまらなくってすぐに飽きてしまうというのです。 母性が欠落した女性というと娼婦を連想します。しかしたとえばアフリカなのでは容姿が劣る女性は結婚をあきらめて娼婦になるんだそうで、それはそれで功利的です。しかし玉緒さんは美人で、そういう理由は考えられません。むしろ玉緒さんの主張は過激なフェミニストに似ています。本能のままに男がリーダーシップを取る家庭生活に突入するのが大部分の女性の取る道です。しかし世の中には例外的に男性的な女性がいて、たとえば結婚を拒んだり職場での公平な扱いを求めたりするのです。そういう人によって世の中は少しずつ良くなっていくのでしょう。 しかし玉緒さんは世の中の改造を望みません。自分の女性としての幸福は恋愛とシアワセな結婚生活にあると思考して、それに飛び込むのです。しかし玉緒さんの場合は本能の部分に鈍感で、欠点もわかり始めてきた男をそれでも愛し家庭を守り抜くという衝動が彼女にはないのです。これは不幸でしょう。フェミニストがやるように自分より劣った男をパートナーにして支配するとか、仕事に生き甲斐を(玉緒さんは事実上そうなっていますが)みつけるとか、そう割り切ればもうすこし幸せになるのではないでしょうかで、なんでそんな母性本能のない女が育つのかというと、それは教育の成果だという説があってただしこれはちょっとうさんくさいです。フェビアン社会主義について書かれた本によると、社会主義の一環として家庭を解体し個人を国家に直接所属させるために、男女では自由恋愛が推奨され子供は国に所属するようにするのだそうで、そういう思想が自由主義側の陣営にもあったのだそうです。そういう教育を受けたり、テレビでアメリカのマッチョな女性像にあこがれたりしたら自然にそうなりますよね。捨て子を国が育てるとか、そういうのもありますし。北朝鮮なんかだと親子があまり仲良くならないように子供は遠くの学校に寄宿させる制度だそうです。理念によって社会を改造する思想が社会主義です。アメリカだと民主党なんかにはそういう部分があります。相続税が高すぎると子供に財産を残すという自然な愛情がゆがめられ、実際に親子が仲悪くなるんだそうです。子供を作るところまでは本能なんですけどね。玉緒さんはアメリカのドラマにあこがれたテレビっ子だそうで、現実に不満を持ってそういうところで自然にウーマンリブの闘士みたいになってしまったんでしょうか。
- 2007/07/28(土) 15:27:46|
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